NEC Aterm WR9500N購入!まさかのAPモードでのSSID変更に苦戦
先に印象から述べておくと、NTT製のルータに慣れた私にはやや癖があると感じるものでした。
2ヶ月ほど前に購入したBUFFALOのものは2.4GHzにしか対応しておらず、
5GHzの11nを使いたいがための購入でした。
まず開封します。
中身はシンプルに、本体、スタンド、電源ケーブル、イーサネットケーブルと、写真外にある冊子が数冊です。
設置したのは自室の窓際です。
とりあえずSSIDを変更したいので、初期設定をします。
まずルータモードで起動して、LAN側無線端末でWEBにアクセスして設定を変更した後、アクセスポイントモード(ブリッジ接続)に切り替えます。
お決まりのパスワード設定、これは初期状態のみの場合です。
本体の動作モードを指定します。
一般的に、このルータをメインとして使う場合はPPPoEルータモードを使用します。
とりあえずLAN側の無線端末からアクセスしてSSIDなどを変更したいので、ローカルルータモードで起動します。
とりあえず管理画面を出したいので設定を確定します。
確定した後、初期SSIDを使って管理画面を表示します。
管理画面はこんな感じです。
とりあえずSSIDをいつも使っているものに変更します。
"test.net"にしようとしたらドットが入力不可文字らしく、しかたなく"test-XXnet"にしました。
XXは2.4GHzと5GHzの分け方で、"24"か"5"が入ります。
(2.4GHzと5GHzでそれぞれのプライマリセカンダリ、計4つのSSIDが運用できます。)
設定を保存した後、本体背面のハードウェアスイッチをAP(アクセスポイント)にして再起動すると…
ええ、ありませんね。設定前の初期SSIDが表示されています。
もう一度背面スイッチをRT(ルータ)モードに変更してアクセスしてみると、
設定は保存されています。
つまり、RTモードとAPモードでは別の設定が適用されるようです。
そのため、APモードでSSIDを変更するには、
APモードで起動した後、WAN側からWEBを表示して設定を変更しなければいけません。
本体WAN側のIPアドレスはDHCPを使わず固定で持っているため、
現在使っているルータの払い出しアドレス一覧を見てもわかりません。
まさか一つ一つPingを打ってMACアドレスから判断するわけにもいかないので、
ようやくここで取説を見ることに。
どうやら"xxx.xxx.xxx.211"になっている模様。
WAN側からPCでアクセスすると、管理画面が表示できます。(設定は初期値)
で、設定を変更してようやく完了です。
以前のBUFFALOのものはRTモードで設定した値がAPモードにも反映されていたので、
思わぬ落とし穴でした。
せっかく5GHzを導入したので、どのくらい差が出てみるか比べてみます。
計測器はXperiaZです。
左:2.4GHz(たぶん11n)
右:5GHz(たぶん11n)
いくら混雑してるといってもここまで変わらないでしょうね…。
何度か実行しましたが、全体的に5GHzのほうが数値が高めです。
5GHzの場合、上りに関しては80M以上はコンスタントに出ており、下りに関しても40Mくらいは出ています。
タイミングの問題もあるので一概には言えませんが、5GHzのほうが速そうです。
これで少しでも家でのネットワークが快適になればいいですね。
---ここから少しネットワークのお話---
今回、2.4GHzも5GHzもデュアルチャネルをONにしました。
デュアルチャネルとは、その名の通り2チャネル使って通信するので速度が上がるのですが、
ただでさえ混雑している2.4GHzではあまり使えない印象でした。
優先制御が「TVモード」、省電力型イーサネット機能(WMM-PS?)のように独自の名前が付いているのもややこしいですね。
マルチSSID(ネットワーク分離機能)とか、どんだけ独自ネーミングしたいんでしょうね。
あと試していませんが、WEBで設定した動作モードとハードウェアスイッチで指定した動作モード、どちらが優先されるのかも気になります。
というかWEBで指定できる必要があったのでしょうか…。
色々と仕様的にブレてるような気がしつつ、これをリリースに持っていった検証チームにノウハウを伝授してほしいと思いつつ、以上とします。