三菱液晶 RDT235WX 購入
5月31日に発売した三菱の液晶、RDT235WXを購入しました。
本機の特徴はフラットな前面で、プラスチックのベゼルがほぼありません。
もちろん前面の全てが液晶面というわけではなく、下のように黒枠は発生します。
黒枠はおおよそ1cmくらいでしょうか。
ただ液晶表面と一枚板になっているので、すっきりした印象です。
フロントの操作パネルは下のようになっています。
白く光る部分はしばらくすると消灯するのであまり実用を意識していないのかもしれません。
フロントにイヤホンジャックがあるのは便利ですね。
おおっと、キーボードの埃には目をつむってください!
フロントの操作パネルはあまり使い勝手はよくないですが、
付属のリモコンは結構反応も早く便利です。
その他の付属品など。
左からリモコン、D-subケーブル、オーディオケーブル、電源ケーブル、DVIケーブル、MHL用のmicroUSB/HDMIケーブルです。
ほかにはモニターのスタンドがプラスチックではなく(たぶん)金属製のしっかりとしたもので好印象ですね。
では気になった機能などを見て行きましょう。
- MHL機能
RDT235WXはMHLに対応しています。
MHLとは"Mobile High-definition Link"の略で、携帯機器向けの高速映像伝送のための規格です。
具体的には対応のスマートフォンとモニターをmicroUSB/HDMIケーブルで繋ぐと、スマートフォンの画面がモニターに表示できます。
MHLに対応したHDMI端子は側面のHDMI1です。
付属のケーブルを使って、RDT235WXとXperiaZを接続してみました。
とりあえず接続して映りました。
XperiaZ側では自動で対応アプリが起動しますが、普通にホーム画面も表示できます。
- Picture in Picture
DVIの画面を表示させているとき、右上に別系統の画面を小画面として表示できます。
こんな感じですね。
用途としてはPCで書類を書きながら、PS3でブルーレイを再生する、などに使えそうです。
え、PCだけでできるだろうって?
じゃあ逆にPS3のゲーム中にPCの画面を表示したりできます。
え、サブPCとサブモニターが別にあるだろうって?
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- 内部遅延時間の表示
最近の液晶モニターって内部遅延時間を表示してくれるんですね。
(どの程度アテになるかわかりませんし、用途もないでしょうが…)
- 設定メニューの豊富さ
もとより三菱のモニターは超解像度技術搭載以降は複雑化していましたが、
今回は更にゴチャゴチャに豊富になりました。
映像モードの欄にいたっては2重タブ構造。
ただリモコンがあるおかげで操作しにくさは感じませんでした。
色々いじる人には便利でしょう。
- EASYCOLOR!3が付属
キャリブレーション用ソフトウェアのEASYCOLOR!3が付属しています。
このソフトはセンサーなどは使用せず、付属のチャートを使ってキャリブレーションを行います。
私はキャリブレーションまでは行わないので使いませんが、いつの機会かに試してみてもいいかもしれませんね。
液晶は代々三菱を買っていましたが、
RDT235WXはそのデザインもあって歴代の中でもかなり高評価です。
メーカー希望価格は4万円オーバーとモニターの中ではやや高価な層ですが、
価格に見合うだけの価値はある商品でしょう。
(ちなみに記事を書くときにAmazonで3万1000円で売っていることを知って少しショックだったのはヒミツです)